写真をやってる皆さんは、ほとんどが何らかのテーマをお持ちです。美しい自然であったり、人であったり、街の風景であったり、千差万別です。ところが、一番大切で大変なのが、このテーマの設定と言うやつです。
鬼海弘雄氏は「複数のテーマを持っていないと飽きちゃってね~。」とおっしゃってました。森山大道氏はテーマは一貫していますが、撮影場所で変化をつけているのでしょうか。須田一政先生は千変万化、カメラやフォーマットを変えて自由自在です。私の質問にも「色々やればいいんですよ。」とおしゃってました。岩宮武二先生は「心」とおしゃっていました。写真家と言われるほとんどの人が複数のテーマをお持ちのようです。テーマを決めるきっかけもおそらく様々なんでしょうね。
私の個展「モノクロムの旅」は簡単に言えば、海外旅行での個人的風景がテーマになっています。もちろん、国内というか、大阪で写真を撮ってます。まあ、いくつかのテーマを設定しているわけですが、実はこれがいい加減でして、あっちへフラフラ、こっちへフラフラと定まりません。
そんなわけで来年はまず、過去の写真を見直しながら、2~3のテーマを確立することからスタートしようと思っています。ヒントは白岡順さんがくださったアドバイス「もっとなんでも無いものを撮りなさい。」です。

ソニーRX1です。小さい秋というところです。やっとPCがほぼ復活しました。