デジタルもフルサイズへフルサイズへという状況のようです。このフルサイズというのは、ライカが採用したフィルムサイズで、これがいつのまにか標準サイズになりました。ハーフやラピッド、110にAPSと登場しましたが、いずれも標準には成りえませんでした。
35ミリ判とかライカ判とか言われて来ましたが、デジタルカメラが出現してから、この35のサイズをフルサイズと呼ぶようになったように思います。フィルムとは全く違うシステムであるのにフイルムのサイズを標準としているわけです。これは日本の圧倒的カメラメーカーが決めたのでしょうか。海外のデジタルバックメーカーあたりから、「うちのサイズがフルサイズじゃ」というようなこともないようですしね。
デジタルシステムがフィルムシステムから逃れられないのは不思議です。APS-Cがデジタル標準であってもおかしくないわけですし、フォーサーズがそうであってもおかしくないわけです。
ということは、ライカがいかに凄いかということなのかもしれません。これに挑戦したのはかってニコンが戦後に初の民生用カメラとして出したニコンⅠ型の24ミリ×34ミリサイズくらいですかね。このサイズもアメリカにつぶされて、結局ライカ判が35の標準となりました。
センサー製造技術の向上とカメラ技術の更なる工場により、ミノルタTC-1よりも小型のフルサイズ機が登場するのも、そう遠くないような気がします。
それにしてもライカは偉い。

ニューマミヤ6MFに75ミリです。ベトナム、ダナンのミーケービーチです。ベトナムのリゾート、お薦めです。