カテゴリ:モノクロ( 20 )

 帝塚山のギャラリーライムライトで開催されていました「モノクロベスト2018」も終了しました。私の作品はベストにもワーストにもひっかからずでした。詳しい投票結果はまだわかりません。
 ベストに選ばれた作品は比較的オーソドックスな作品であったように思います。ワーストについては表現よりもプリントに対するイメージであったように思います。ライムライトのこの企画、なかなか面白かったです。来年も参加しようかなと思いました。
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コニカヘキサーです。香港、空より。

 帝塚山のギャラリーライムライトでは恒例の「モノクロベスト2018」が開催されています。皆がモノクロ作品の自信作を持ち寄り、頼廊者が好きな作品、嫌いな作品に投票するという企画です。人気NO1の作者には来年の個展の権利がプレゼントされます。まあ年一回のお祭りと言った企画です。今回、私も参加させていただきました。
 私のような者の作品がどんな風に受け止められるか興味もあって参加させていただきました。オールモノクロ写真作品64点の展示です。是非、お越しいただき投票してください。
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 富士が正式に告知しました。モノクロフィルムとモノクロ印画紙を終了するとのことです。事前の情報通り、アクロスは10月の終了です。ストックしようと考える方が多ければ10月以前に無くなるかもしれません。いずれにしてもこれで国産のモノクロフィルムと印画紙は消滅ということになります。
 とても残念ですし、富士には失望です。最近までフィルムカメラを販売していたのですから、カラーフィルムを売っていればモノクロはいいだろうとは無責任です。確かに赤字部門ではあると思います。でも全富士フィルムの売り上げと利益を考えれば、モノクロフィルムと印画紙の赤字など十分に吸収できるはずです。世界的大企業の社会的責任をもう少し考えてほしかったと思うのは私だけではないと思います。
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Iphone6です。モノクロはデジタルでないと出来ない未来は恐ろしいですよね。


 昨日、無事最終日を迎えた「Vietnam道中膝栗毛」展は銀塩モノクロとデジタルモノクロでの作品展示だったわけですが、あらためて銀塩とデジタルについて考えるきっかけにもなりました。
 写真ということではある程度の技術があれば、銀塩もデジタルもなんの違いもなく成立するということ。ただ、金属画像である銀塩と印刷画像としてのデジタルであることは、夫々の違いとしてあるわけで、この辺りは実物を手に取って見た時には違いを感じるであろうけれども、それは優劣ではないということ。ただ、撮影術とでもいうか、撮影そのものは案外違いが出てきているように思います。よくその場で確認できるデジタルと確認できないフィルムの違いを言う方もおられますが、現実的にはそれよりも一般アマチュアにとっては経済的な面も無視できず、違いとして表れているように思います。
 今回、ベタな思いをあらためて感じたわけですが、作品制作という点でのみ違いを考えるならば、今や大きな違いは無いということだと思います。まあ、どっちが好きかというくらいですかね!(^^)!。
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ソニーRX1です。街角で。

 今日から南船場の壹燈舎で開催させていただいている光銀クラブ写真展「光銀事変Vol.3」はモノクロームに拘っている仲間たちの写真展です。なぜカラーではなくモノクロなのかということなのですが、モノクロが好きという単純な動機がまずあります。もうちょっと突き詰めていくと出来るだけ余分な情報を排除して、全てをシンプルにするということかもしれません。そういう意味では、事物を抽象化しているということかもしれません。
 カラーが当たり前の時代ではありますが、逆にモノクロは新鮮に見えるようです。昔は写真はモノクロが当たり前、でも今はそれが珍しいとも言えそうです。
 モノクロ写真は余計な物を削ぎ落として、ひとつの物、一つの感情を表現できるとでも言えそうです。いずれにしても、私は当分モノクロームです。
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ソニーRX1です。村で。


 あるアメリカのTVドラマ。
👨「こんなにたくさん撮ったのに、良いのが全然ないよ。」
👨「あっ、これは良いよ。」
👨「どうだい、ヌーベルバーグふうだろ?。」
👩「そうね。モノクロだったらもっと良かった。フフフッ。」
 これラストシーンなんですが、ほとんどの人は気にも留めなかったでしょうね。私にはビ~ン!
 日本のドラマではちょっと無いだろうシーンです。
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ソニーRX1です。天王寺にて。


 私の勝手な感じなのですが、最近、モノクローム写真に興味を持たれる方が増えたような気がするのです。あちこちのギャラリーでの展示においても結構モノクロを見かけます。その理由なのですが、なんと言ってもモノクロが新鮮に見えるのだと思います。若い方は私のように写真はモノクロが当たり前の時代をご存じないですからね。写真はカラーが当たり前ですもの。
 そしてなんと言ってもモノクローム写真が簡単に作れるようになりました。デジタルカメラでモノクロ設定にするか、カラーで撮ったものをモノクロ変換すればいいだけです。
 最近のデジカメのJPEGはとても優秀です。そして、優秀なレタッチソフトがいくらでもありますから、ちょっと暗くしたり、明るくしたり、コントラストを上げたり、下げたりはちょいとクリックすればOKです。プリントはまだまだ難しいものがありますが、美しいプリントを出力できる優秀なインクジェットプリンターもあります。
 ただ、フィルムと印画紙でのモノクローム写真はますますハードルが高くなっているように思います。先日のことなのですが、モノクロームフィルムの存在をご存じ無い方がおられ、これには驚きました!!
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ソニーRX1です。街の椅子の修理屋さん。
 
 ところで多諧調フィルターなのですが、私は基本的には引き伸ばし機のフィルターポケットに挿入して使用しています。レンズの前に置くスタイルは出来るだけ使いません。まず問題は無いのですが、理想としてレンズ性能に影響を与えないためです。ただフィルターを色々入れ替えてプリントしなければならないときには、邪魔くさくなってレンズの前に置く場合があります。この場合に気を付けなければならないのはフィルターの劣化です。傷、汚れ、色むら等なのですが、過去に一度だけ、見た目には問題ないのに、ピントが来ないフィルターがありました。何らかの劣化だと思います。
 レンズの前にフィルターを置く場合は充分な注意が必要です。ですから、私はちょっと邪魔くさいのですが、フィルターポケットに挿入するタイプを使っています。コンデンサーの上なので、そんなに神経質にならなくて済みます。
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ソニーRX1です。街角で。
 昨日は光銀フォトクラブの例会でした。このクラブはフィルムと印画紙を使ってのモノクロームのみに特化していますので、とても話しが通じやすいです。あくまでもモノクロームでの表現とそれを支える技術なので、全員が同じ方向を向いていると言えるように思います。
 こういうクラブは今ではとても珍しい存在になってしまいました。7月には第1回の写真展を予定しています。全員が個性派ですし、おそらく見応えのある展示になるものと思っています。
 また後日、詳細をお知らせしますので、よろしくお願いいたします。
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ソニーRX1です。鯉のぼり。
 ナダールおやじの会の高橋氏が、いよいよ銀塩モノクロクラブを立ち上げるそうです。銀塩モノクロ一筋40数年の氏が、フィルムと印画紙を使う銀塩モノクロームの素晴らしさを若い人達に伝え、ともに楽しみたいということで呼びかけてこられました。数名のメンバーでいよいよスタートするとの事。銀塩モノクロオンリーのクラブなんて嬉しい限りです。私もなんらかの形でお手伝いしたいと願っております。
 もしご興味がおありでしたら、活動拠点になる南船場の壹燈舎にお問い合わせください。
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ローライフレックス3.5Fプラナー75ミリです。「モノクロームの旅」シリーズよりローマの街角です。プリントですが、真ん中の窓に視線が集中するように、窓から外へ向かって焼き込んでいます。