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カテゴリ:暗室( 23 )

 オリンパスが今年の10月に100周年を迎えるそうです。マイクロフォーサーズの雄として、フルサイズは考えず開発を続けるとのことですが、100周年にあわせてきっと新製品を発表すると思います。来年のオリンピックイヤーも見つめてのことと思いますので、とても楽しみです。オリンパスのカメラはその性能の高さ、作り込みの良さ、そしてレンズの素晴らしさで定評があります。それにあの手振れ補正とノイズリダクション、素晴らしい技術を結集しての新製品となると思うのですが、どうでしょう。
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キヤノンニューF-1に28ミリです。ハワイにて。

 暗室と言っても狭い自室なのですが、整理整頓と気分転換を兼ねて模様替えをしました。現在3台の引き伸ばし機を置いていますので、ワークスペースがギリギリで机の上も物置状態です。そこで試しに引き出し付きの低めのBOXにキャスターを付け、ラッキーの450を乗せました。これで使わない時には部屋の隅に寄せておけますし、引き出しに机の上の雑多な小物をしまっておけます。案外上手くいったのでオメガもキャスター付きのボードに乗せようかと考えています。ただかなりの重量なのでボードをさがすのが大変そうです。
 机の上のダーストはそのままです。周りが綺麗になったので、少しスッキリしました。これで少しは使い勝手が良くなりそうです。
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キヤノンニューF-1に28ミリです。カナダ、コロンビア大氷原にて。

 写真家金村修氏を紹介したTV番組を見ました。10年以上前に放送されたものだと思います。その中で金村氏の暗室風景が映っていたのですが、2台の引き伸ばし機が置いてあり、それはラッキーの90MSと富士のB型でした。この2台は当時の引き伸ばし機の代表選手だったと思います。私も90MSを長く使いました。この90MSはあの森山大道氏も使っていたことでも有名です。そのラッキーも今はケンコーに吸収され、引き伸ばし機の製造はしていません。とても残念です。今や国内で引き伸ばし機を製造しているのはLPL1社です。これもいつまで製造されるのかわかりません。なんとか続けていただきたいと願っているのですが・・・・。
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ニューマミヤ6に75ミリです。街角で(クロスプロセス)。

 昨日もリンホフを持って大きな公園に行きました。2時間以上もウロウロしましたが、1カットも撮れずです。35や120を持っていれば1本や2本は撮っていたと思います。でも4×5になるとそうは簡単には撮れません。要するにとりあえず撮っておこうという気にはならないのです。昨日も三脚を立てリンホフをセットまでしたのですが、どうしてもシャッターを切るまでには至りませんでした。
 4×5の撮影をするようになって気付いたのですが、35や120では随分いい加減な気持ちでシャッターを切っていたなということです。街角でのスナップでは偶然を期待することもあり別ですが、私のように風景を撮っているのなら適当な気持ちでシャッターを切るのはフィルムの浪費でしかないのではと思うようになりました。色々なことを考えさせてくれる4×5ですが、良い写真は撮れなくてもまだまだ頑張ってみます。
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コニカヘキサーです。街角で(クロスプロセス)。



 暗室関係の機材ではもちろん引き伸ばし機に最も関心がありますが、それ以外ではイーゼルがとても好きで関心があります。ストレスなく引き伸ばし作業をするのに、とても大切な道具です。現在、私は5台のイーゼルを使っていますが、いずれも海外の製品です。イーゼルで大切なのはブレードがしっかりしているか、全体の重さは十分か、台板の色も大切です。しっかりしていないイーゼルの場合ですが、ブレードについては直角を出してテープで固定すればOKです。軽い場合はズレたりしますので、台板の裏にウエィトを取り付けたり、足の部分にゴムを貼ったりすれば良いと思います。それからとても大切なのが台板の色です。国産でよくありがちな真っ白なものは注意が必要です。最近の印画紙はRCもバライタも結構薄いので露光した時に、印画紙を光が通り抜けて台板の白に反射し、印画紙の裏を通り抜けて光が跳ね返ってきます。こうなると鮮明な象を得ることが出来ません。海外のイーゼルの台板が黒であったり、黄色なのはその為です。もし真っ白な台板なら黒かグレーの紙を敷き、その上に印画紙を置けば大丈夫です。
 そんなこんなが結構邪魔くさいので、海外の製品を使っています。参考に私が使っているイーゼルはサンダース、コスタイナー、ラッキーが輸入していたドイツ製のプロフェショナルイーゼル等です。
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オリンパスPEN EP-3に14ミリです。よくありがちな被写体と構図。







 定着液のことなんですが、私は昔から富士のフジフィックスかスーパーフジフィックスを主に使ってきました。現在は濃縮液タイプのスーパーフジフィックスを使っています。それで思うのですが、最近の定着液は昔に比べて処理能力が落ちていると思います。感じとしてはほぼ50%くらいの処理能力だと思います。注意しないとヘタリが早くてトラブルになることがあります。それでフィルムにしても印画紙にしても書いてある処理能力の80%で廃棄するようにしています。こんなところで銀塩写真文化の衰退を感じるのはとても残念です。
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Iphone6です。この遺跡のチケットです。

 このところの水道水の温度は18℃くらいでしょうか。現像液の温度を20℃にするのに微妙な調節が必要ですが、私の方法はいたって簡単です。お湯と氷を使ってきっちり20℃に持って行きます。フィルム現像ならこのまま現像をスタートします。真夏と真冬は+-1℃の調節はしますが、今の季節ならこれでOKです。印画紙現像の場合は現像液の入ったバットに液温計を入れておいて液温を確認しています。氷を入れたビニール袋を用意しておいて、それで調節します。まあエアコンで室内も調節していますから、真冬でない限りは大体氷を使うことで調節しています。真冬に液温を上げるのに最も簡単なのは熱帯魚用の恒温装置です。安価で実に簡単ですよ。大層な恒温バットなんて必要ありません。
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Iphone6です。カンボジアって、本当に信仰心のあつい国ですね。

 日本選手の活躍に大興奮の冬季オリンピックなのですが、私の関心は報道陣の使用機材にもあります。TVで見ている限りではキヤノンの白レンズがやはり多いような気がします。昭和の東京オリンピックではニコン以外は0という感じだったんですけどね。要するに報道陣は全員がニコンFだったわけです。
 さて、オリンピックでの決着は2020東京です。果たしてキヤノンが圧倒するのか、ニコンが意地をみせるのか、はたまた他のメーカーが食い込むのか、大いに楽しみです。
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Iphone6です。カンボジア、シュムリアップにて。

 ちょっとしたご質問をいただいたのですが、皆さん、ちゃんとした液温計を使っていらっしゃいますか。まあ、少々狂っていても安定した液温を表示してくれるならOKですけどね。でも私は何というか、液温計が好きで、わりと良い物を使っています。日本橋に計量器具専門店があって、そこで相談して購入したものを使っています。
 0.5℃刻みで50℃まで測れる物で、かなり正確な物ということで購入しました。お店の方は現像液の温度を測る程度なら、これで十分ということでした。どうやら、もっと凄い液温計もあるみたいです。
 一番困るのは安定しない液温計です。そうなるとフィルム現像のあがりが安定しないということになりますからね。私は数本持っていて、時々同じ値を示すかチェックしています。
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ソニーRX1です。プールから海へ。


 天気予報では昨日は雨ということで、雨模様を期待して近所にある大きな公園へ行きました。今にも振りそうな雲いきだったのですが、結局降らずでした。最近は影が出るくらいの日差しが好みだったのですが、久しぶりに雨の写真を撮ろうと思ったわけです。
 ニコノスⅤとマクロレンズを付けたオリンパスOM2を持って出かけました。雨は降らなかったのですが、曇天の写真は撮れました。このところ、ちょっと昔撮っていた写真を見直して、また撮ってみようかなと思っています。
 写真を撮るというのはとても難しく、その気持ちを持ってモチーフをさがさねばなりませんし、対峙せねばなりません。
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ソニーRX1です。村へ。