オリンパスギャラリー大阪で開催されている中藤毅彦氏の写真展「STREET RAMBLER HAVANA」を観てきました。いつも通りの素晴らしい作品でしたが、今回はコミュニケーションを取ってのポートレートが多かったように思いました。デジタルモノクロでの表現を完全に自分のものにしておられるという印象です。
 カメラはオリンパスPEN-F、レンズは17ミリ、25ミリ、45ミリのF1.2の大口径単焦点レンズだそうです。プリントはあのピエゾグラフィー、バライタ印画紙に匹敵する素晴らしいクオリティーなのですが、知る限りではあまりに高価で、ちょっと手を出しにくいですね。
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 南船場の壹燈舎で開催されている大江孝氏の写真展「浮き草」はいよいよ今日と明日になりました。大阪のベイエリアを撮った硬質な風景です。今回の作品はほぼ10年間で撮られたもので、今はもう見ることが出来ない風景もあります。最近ではちょっと観ることが少なくなったドキュメントと言えると思います。
 イルフォードのバライタ印画紙にフォコマートV35とフォコターを使って丁寧に焼き付けられたプリントも楽しんでいただきたいと思います。是非、足をお運びください。
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  私が主に使っているバライタ印画紙はイルフォードとサイバーグラフィックスのニューシーガルです。現状では最も安定した性能を持っている印画紙だと思います。描写も純黒調はそれほどの違いは感じません。ただ大きく違うのはその感度です。イルフォードに比べてニューシーガルは2倍近い感度を持っています。ですからイルフォードを使う場合は1.0秒単位の露光を基本にしていますが、ニューシーガルを使う場合は0.5秒単位で行っています。ですからニューシガルよりはイルフォードのほうが覆い焼きや焼き込みは行い易いです。
 この覆い焼きや焼き込みはプリント制作の醍醐味でもあります。上手くいった時は大満足で一人で悦に入っております(^^♪。
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コニカヘキサーです。香港にて。

 最近のズームレンズは本当に高性能になりました。昔の出始めのズームは酷かったですよ。ピントが甘いどころか、どこにもピットが存在しないものもありました。まあニコンの43~86ミリあたりがかろうじて使えるレンズでしたね。その後望遠系はまずまずのズームレンズが出てきました。まともな広角系ズームレンズはまだ最近のイメージです。
 ところが現在はズームレンズが当たり前で、単焦点レンズが特殊なレンズになってきました。オリンパスが3月下旬に発売するズームなんて35ミリ換算で24~400ミリらしいです。凄いな~と思うのと同時に、そんなレンズを使いこなせる人がいるのだろうとかと考えてしまいます。
 私は基本単焦点レンズ派です。もちろんズームレンズも持っていますが、旅行で使うくらいです。性能に不満はありません。ただちょっと重いなと思うレンズはありますけどね!(^^)!。特にペンタ67用のズームは重いですね~😊。
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コニカヘキサーです。香港にて。

 最近思うのですが、撮影に出ても昔に比べると随分撮影枚数が少なくなりました。いつも35だと一日10本というイメージなのですが、最近はそれほど撮れなくなりました。確かに1シーンにシャッターを切る回数が減ったということはあります。フィルムが高価になったので無意識にカットが少なくなっているということもあるかもしれません。でも最大の問題はおそらく撮影対象が見つからない、感じるものがない、ということが一番の問題ではないかと思います。もちろん明確なテーマとか興味のあり方の問題もあると思います。
 写真を撮ろうとすることだけではダメなのだと思います。もっと意識を明確にする必要がありそうです。
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コニカヘキサーです。香港にて。

# by jackal-t1y4 | 2019-02-13 00:23 | 写真 | Comments(0)