ショックなニュースが飛び込んできました。「カメラマン」「アサヒカメラ」に続き、ついに「日本カメラ」が5月号を持って休刊、日本カメラ社は4月30日をもって解散との事。残念です!。私が若い頃には「アサヒカメラ」「カメラ毎日」「日本カメラ」「フォトアート」の4誌が発売されていて、けっこうな発行部数でした。時代の流れと言えば簡単ですが、これら全ての雑誌が無くなってしまうのはショックです。特に最後まで残っていた「日本カメラ」は2013年に私の作品を巻頭グラビアで5ページ掲載していただいた雑誌であり、私の夢をひとつ叶えていただいた大切な雑誌でした。
カメラ・写真雑誌は私の世代にとっては先生であり、知識でした。毎月の月例フォトコンテストはアマチュアには大きな目標でした。須田一政先生も「日本カメラ」の月例で年度賞1位になり、「風姿花伝」を「カメラ毎日」で連載され、プロとして認められました。東松照明氏、篠山紀信氏、森山大道氏、荒木経惟氏をはじめとして、多くの写真家が紙面で活躍されていました。 そんな写真雑誌がついに全て消えてしまう訳で、感慨深いものがあります。私も今後の目標のひとつを失たような気分です。
日本カメラ社も解散との事、従事されていた皆さんの今後も大変だと思います。新たな場所でのご活躍を祈念いたします。
ソニーRX1です。街角で。