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カメラの値段 2016年5月8日

 
 古い雑誌や本を見ていて、とても興味深いのは当時の広告、そして物の価格です。1954年のカメラ毎日創刊号を見ていると、当時のカメラやレンズの価格が掲載されています。下をご覧ください。
 まず基本情報です。1954年当時のいわゆる初任給は5600円だそうです。さて、ニコンS型がニッコールF1.4付、おそらく50ミリでしょうが、79,000円です。現在だと単純計算でおよそ300万円くらいでしょうか。そこで、驚きはコンタックスⅢAがゾナーF1.5付で215,700円、そしてハッセルブラッドがエクターF2.8付で292,760円です。現在の価格はおおよそで1,150万円になります。
恐ろしい価格です。最近ではこの1000万円以上するハッセルを使っている方って、けっこうおられますよね。頭がクラクラしませんか。
 そんなカメラを使っている同志の皆さん、良い写真を撮りましょうね。
 
カメラの値段 2016年5月8日_d0235865_1985339.jpg
 
by jackal-t1y4 | 2016-05-08 00:07 | カメラ | Comments(0)