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多諧調フィルター 2015年5月9日

 モノクロプリントを制作する場合、現在ではほとんどの人が多諧調印画紙を使っておられると思います。私もたまに号数紙を使いますが、ほとんどは多諧調印画紙を使います。2台の引き伸ばし機を使っていますが、1台は散光式でダイクロフィルター付きです。もう1台は集散光式なので、多諧調フィルターを使います。その多諧調フィルターなのですが、富士のフィルターをメインで使っています。他に2種類のフィルターを持っているのですが、メーカーによってフィルターの濃度がかなり違います。要するに、自社の印画紙とのマッチングが最適になるように設計してあるわけです。
 そうすると、自分の好みで組み合わせを変えることが出来るわけです。私の場合はイルフォードの印画紙には富士のフィルターを使います。でも、2号と2.5号の間が欲しい時には他社の2号がピッタリだったりします。
 そこで、最近は撮影用のCCフィルターを使ったりして、色々試しています。こんなところも銀塩モノクロの楽しいところです。
多諧調フィルター 2015年5月9日_d0235865_2383879.jpg

ソニーRX1です。街角で。
by jackal-t1y4 | 2015-05-09 00:31 | 印画紙 | Comments(0)