三脚 2014年8月28日
さて、なぜ三脚を使わないのかですが、まずは衰えた体力です。最近のカーボン製ならともかく、私の持っている三脚は全て金属性で、かなりの重量です。どうしても必要なら車を利用しますね。次に、最近はじっくり構えて撮るということがなくなりました。私の三脚の使い方ですが、もちろん低速シャッター時のブレ防止もありますが、それよりも構図を決定し、シャッターチャンスを待ち続けるというスタイルだったからです。今も待ちますが、ずっとカメラを構えて待つことはしなくなりました。
そして、一番の理由はファインダーを覗いた時の新鮮なフィーリングが心地よく、それを大切にしたいと思うのからです。水平線や地平線の僅かな傾きも気にならなくなりました。もちろんモノクロですから、引き伸ばし時に多少の修正も可能ということもあります。
最近のデジタルの場合は、逆に三脚を使った方が良いカメラもあるようですね。
ソニーRX1です。「埠頭のある町」より。