ダーストM805BW 2011年12月30日
下の写真をご覧ください。この引き伸ばし機は集散光式で6×9までの完全マニュアル機です。イタリア製でデザインもカッコ良く、そのピント調節機構は最高の精度と感触です。35ミリのネガからビシッとしたプリントを作ってくれます。
この引き伸ばし機はライツのフォコマートやオメガ、ベセラー同様ファインプリントのシーンには欠かせない機種と言えるでしょう。ちょいと大袈裟です。
キャノンIXY920ISです。この引き伸ばし機、私が使えなくなっても誰かに使い続けて欲しいです。
そのままでは使える状態ではないのでしょうか。M805とAC901はまったく別物です。AC901のヘッドをM805につけることは無理があるように思います。
価格にしてもM805は60万円くらいだったと思います。AC901は300万円もする引き伸ばし機です。使える状態ならそのまま使うべきですし、問題があるとしてコントローラーを含めての電気的な物なら難しいでしょうが、メカ的な物ならなんとかして使っていただきたい引き伸ばし機です。
日本国内でAC901を個人で所有しておられるのは10人未満のはずです。
私の場合はコントローラーがダウンし、部品も無いのであきらめてしまいましたが、電気のプロにお願いして、モノクロ専用機として復活させるべきだったと後悔しています。