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 南船場の壹燈舎では明日から企画公募展「光の誘惑」が始まります。この展示には私も参加させていただきます。メキシコのカンクンで撮った光を感じていただける作品を4点展示させていただいています。私にしては珍しく縦位置の作品が2点、横位置が2点です。私はほとんど縦位置は撮らないのですが、最近は縦位置も意識して撮るようにしています。そんなところもご覧になってください。
 近畿地方もぼちぼち梅雨に入りそうです。足元が悪いかも知れませんが、是非ギャラリーに足をお運びください。
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 オークションサイトでモノクロフィルムをチェックしていて、ふと気づいたことがあります。気のせいかも知れないのですが、富士のアクロスの出品が多いような気がします。おそらく、10月にアクロスの新製品が発売されることから、在庫を抱えておられる方が売ってしまおうということなのではないでしょうか。まあ、価格の問題はありますが、自分で使いきれない在庫を抱えている方にとっては、ゆっくり出品すればいいという状況ではなくなりましたからね。私自身もアクロスの120が70本ほど冷蔵庫に入っています。これからおもいっきり撮れば、10月には新アクロスを使えそうですね。
 アクロスのカムバックは、とにかくモノクロフィルム派にとっては久しぶりの明るいニュースで、このところ気分が良いです。
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ニコンF5に24ミリ~85ミリです。プラハ、世界で一番美しい図書館です。



 ハッセルブラッドが新しい中判ミラーレスのX1DⅡを7月に発売するとのことです。X1Dの改良型ということだと思います。中判のデジタルって、どうなんでしょう。実のところ、街角はもちろん、多くのカメラマンが撮影しているような場所でも中判のデジタルカメラを使っている人を見かけたことがありません。要は一部のプロ用と考えていいのではないでしょうか。先日も有名写真家の個展でAPS-Cサイズのカメラで撮られた作品と5000万画素の中判デジタルカメラで撮られた作品が畳一畳ほどのプリントで並べて展示されていたのですが、私にはそれほどの描写の違いを感じられませんでした。
 富士から1億画素のカメラが出ましたが、どのような需要があるのか知りたいものです。
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ニコンF5に24ミリ~85ミリです。プラハにて。

 日本にも写真作品を販売することで生活を支えている写真家がおられます。もちろん撮影の仕事もしておられますが、プリントの販売が大きなウェイトを占めているようです。その方のプリントは目を見張るような美しいプリントです。それでもなかなか売買は成立しないようです。日本には本当の意味でのファインアートとしての写真作品のマーケットは存在しません。ですから海外に市場を求めている写真家もおられます。
 私はプリントを販売するということは相当の覚悟が必用だと思います。私も何度かプリントを買っていただいたことがあるのですが、今だにあれで良かったのかと心配になります。海外の方にも買っていただいたことがあるのですが、今思えば恥ずかしような複雑な思いです。要するに、これが私の写真作品であり、私のビンテージオリジナルプリントですと胸を張って言えるのかという思いがあるのです。もっともっと修練を積まねばなりません。
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ニコンF5に24ミリ~85ミリです。プラハにて。


# by jackal-t1y4 | 2019-06-21 00:28 | 写真 | Comments(0)
 ちょっと質問をいただきました。 
 バライタ印画紙のドライダウンについてですが、そもそもドライダウンはバライタ印画紙が水中にある状態と乾燥している状態では、その面積が変化することで起こります。当然、水を吸って膨らんでいる状態では面積は広くなり、銀粒子の感覚も広くなるので明るく見えます。反対に乾燥した状態では銀粒子の間隔は詰まって暗く見えるというわけです。
 これが印画紙の種類によって程度が異なるので予測が難しいというわけです。慣れてくれば、おおよその見当はつくようになります。どうしてもテスト段階でドライダウンの程度を知りたいのであれば、電子レンジで印画紙を乾燥させるという手があります。
 プリントを始めたところという方はまずドライダウンの無いRC印画紙をお薦めします。ある程度コントラストや諧調が分かってきてバライタ印画紙を使いたいというのであれば、一つの種類を徹底的に使うことをお薦めします。
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ニコンF5に24ミリ~85ミリです。プラハにて。