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 印画紙のサイズなのですが、私が最もよく使うのが四つ切で、10in×12inです。ところが、このサイズのバライタ印画紙はほとんど無く、現在は小四つと言われる9.5in×12inです。
 先日、外国製の新しい50枚入りの箱を開けて使ったのですが、少し変なのに気づきました。イーゼルのブレードを印画紙のサイズにあわせて調整しているわけですが、どうもしっくりこないのです。それで、イーゼルのブレードは正確な位置でしたので、印画紙の寸法を改めて計ってみました。すると、縦も横も2ミリほど短いのです。以前使っていた富士のレンブラントの誤差は1ミリ以内でした。
 それくらい気にするなとおっしゃるかもしれませんが、プリントを手にもって見た時、少し位置がずれているのは実に嫌なものです。
 毎回ブレードを調整するのは大変です。慣れるしかないのでしょうか。別のロットのパッケージも同じサイズなら、イーゼルの調整をしようかと考えています。
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ソニーRX1です。影。
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 昨日はプリントに苦しんでいました。以前から気になっていたネガがあったのですが、難しいプリント作業になることが分かっていて、なかなかその気になれませんでした。でも、引き伸ばし機が新しくなったこともあり、挑戦してみたわけです。やはり苦労しました。3枚のOKプリントを作るのに5時間もかかりました。
 被写体はグランドキャニオンの雄大な風景。広がるイメージ、幅広い諧調と肉乗りしたネガ。なんとかOKとしましたが、多分もう一度トライすることになると思います。もっと凄かったという思いがあって、納得出来ないのです。
 でも、一歩近づいた気がしています。
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ソニーRX1です。大阪、新世界界隈にて。
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 ナダール大阪の企画展として開催されている植田正治の写真展「Illusion」を見てきました。植田正治の最後のシリーズとの事ですが、最後の最後まで、シュールで遊び心があり、写真が大好きだった事が伝わってきます。
 カラーポジで撮られたものをスキャンし、インクジェットプリンターで出力された作品との事でした。なかなかクオリティーの高いプリントでエディションも付いていて販売もされているそうです。確かに自室に一枚、額に入れて飾れば素敵でしょうね。でも、軽い財布の私では無理ですね。
 植田正治のよく知られた作品群とは少し違うと感じる方もおられるでしょうが、最後まで写真少年であった植田正治の作品に心が和みます。
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是非、足をお運びください。
 
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 時々お世話になっているオークションサイトですが、最近なんとなく、引き伸ばし機の出品が目立つように思います。かなりの年代物で使用に耐えそうでないものもありますが、高級機も目にするようになりました。引き伸ばし用レンズも良いものが出品されています。上手に利用すれば、フィルムで撮って印画紙にプリントするという銀塩モノクロにトライしてみようという方にとっては初期投資が比較的楽になると思います。
 私は、一応の物は揃っていますが、予備として持っていたい品や、現在使っている物より精度が高く、使い勝手の良い物があれば買っています。もちろん価格と相談ですが、結構安価に手に入ります。
 PC・インターネットのおかげで、必ずしも高価な新品を購入しなくても充分使用出来る物が比較的安価に揃えることが出来るようになりました。これから銀塩モノクロを真剣に考えている方は、オークションでの購入も是非検討してみてください。
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ソニーRX1です。大阪、新世界にて。
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 ナダール大阪で植田正治写真展「Illusion」が始まります。カラー作品と聞いていますが、とても楽しみです。昨年、東京で植田正治の写真展を二つ見て感動だったのですが、今回また大阪で見ることが出来るとは、嬉しい限りです。
 これだけ有名な写真家ですから、ほとんどの皆さんがその作品をご覧になっておられることと思いますが、今回、また新たな植田正治を見ることができそうです。
 是非、足をお運びください。
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ペンタックス67に45ミリでトリミングしています。トルコ、カッパドキアにて。プリントは空を焼き込んでいます。
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 昨日はナダール大阪に在廊していたのですが、展示を見に来ていただいた方の中で、ペンタックス67を持った女性が2名もおられました。バケペン女子、カッコ良かったですよ。
 ペンタ67ですが発売されたのは1969年です。この頃私はニコマートFTNを使っていたのですが、ペンタ67を初めて見て正直なところ、カッコ悪いなあと思いました。35の一眼レフをそのまま大きくしただけで、もうちょっと良いデザインはなかったのかと思ったものです。しかし、ペンタ67は今や大好きなカメラになっています。大きなフィルムサイズ、優秀なレンズ、そして何より今撮ったと思わせてくれるカメラです。
 スタジオではマミヤの67、アウトドアではペンタ67と、多くのプロに使われてきました。67、67Ⅱと、これからも大切に使っていきたいと思っています。
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ペンタックス67に45ミリで、トリミングしています。トルコ、カッパドキアにて。
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 今年のナダールおやじの会写真展の定例写真展も本日が最終日となりました。おかげさまで多くの皆様にご高覧いただいております。おやじの会はメンバー各々が自由に制作活動を行っていますので、写真展も個性の発露となっています。
 さて、今年の展示で私が特に素敵だなと思ったのは、先輩である土橋氏の雪の日にご自宅周辺で撮られた2枚の写真です。実に軽やかに、そして淡々と撮られたその写真は人生の積み重ねさえ感じさせる作品になっています。是非足をお運びください。他の作品もなかなかのものと自負しております。
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ペンタックス67に45ミリで撮り、トリミングしています。トルコのアンカラからイスタンブールに向かう特急列車の車窓より。モスク、列車、車窓のトルコ国旗のマーク、それらをなんとか一枚にまとめることが出来ました。プリントは列車下部から下が潰れない様に少し覆いました。
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 昨日、使っているイーゼルの直角を出して固定してあるテープが外れていたので、やり直しました。4枚羽のイーゼルはこの直角が案外出ていないものです。ですから、常用するサイズで使用するイーゼルを決めて、直角を出してブレードを固定するようにしています。
 それには、金属製の直角定規を使って四隅の直角を出し、テープで固定していくわけです。その後、紙をイーゼルに入れ、鉛筆でブレードの内側をなぞって線を引きます。その線を定規で計り、きっちりとサイズがあっているか、確認するわけです。少しでも合っていなければ直角は出ていません。そうなると、最初からやり直しです。
 綺麗に直角が出ているプリントは気持ちの良いものです。
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ローライフレックス3.5Fプラナー75ミリです。ローマの街角で。プリントは車のボディーを少し覆いました。
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 レンタル暗室B工房のオーナーで仲間のゴトーマサミ氏の個展「Drifting」が、ニコンサロンで開催されています。淀川の上流から下流までの60㎞以上を何年も歩き丹念に撮影された作品です。氏のライフワークと言える作品で、一期一会を感じさせる素敵な写真展になっています。
 プリントもイルフォードのアート300という難しい印画紙を使っておられるのですが、その仕上がりも見事です。
 是非、足をお運びください。
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この印画紙はハーネミューレの原紙にイルフォードの乳剤を塗布したもので、同社のウォームトーンよりもさらに温黒調です。焼くのが難しい印画紙なのですが、上手く使えばとても上品な仕上がりになります。
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 手塚山のLimeLightで開催されているオーナーの児嶌秀憲氏の個展「人生の持ち時間はいつかゼロになるVol.2」を見てきました。普段は中判をメインにされている児嶌氏ですが、今回は35です。身近な個人的風景ですが、相変わらずピリッとしたところがある氏ならではの作品です。
 しかし、私にとってはこのタイトルがとても気になるところです。たとえば若い頃は桜が咲いてもそれほど気にもしませんでした。ところが、今は毎年のようにレンズを向け、後何回撮影できるだろうか、などと考えてしまいます。人生の持ち時間は確実に減っているのです。
 焦ってはいけませんが、急がなくてはなりません。
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ローライフレックス3.5Fプラナー75ミリです。オーストラリア、ケアンズにて。
灯りがつくまで待つべきでした。プリントはストレートです。
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