<   2014年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

 フジフィルム・フォトコレクション展に行ってきました。何かのテーマに沿った写真展ではなく,
富士フィルムの創立80周年記念コレクションとして、日本の写真史を飾った写真家のこの一枚という写真が展示されています。誰もが知っている写真がほとんどで見応えがありました。
 もちろん、森山大道は「三沢の犬」、荒木経惟は「舟で寝てい妻陽子」等々の代表作が展示されています。
 そして私が最も好きな写真の一枚、奈良原一高の「インディアン村の二つのゴミ缶」。久しぶりにオリジナルを見ましたが、初めて氏の個展「消滅した時間」の中で見た時の感動を思い出しました。ある意味、私はずっとこの写真を追い続けてきたと言えるのかもしれません。
 私の机の前にはこの写真のポストカードが貼ってあります。いつかはこのような写真が撮りたいと、旅を始めたきっかけの写真でもあります。
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3月5日までです。お見逃しなく。
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ナダールのスタッフの橋本大和氏の写真展に行ってきました。タイトルは「秘密」、自家現像のカラープリント作品です。大阪芸大で写真を学び、ナダールのスタッフとして働きながら、作品制作を続けてこられました。今回の作品は過去15年間の活動に一区切りを付けるということもあっての写真展だそうです。
エグルストンや須田一政を敬愛する氏ですが、作品にもその上質な匂いがします。しかし、作品は氏独自のものとなっています。色そのものにも個性を感じます。
是非、ご高覧ください。カラーでは久びさに納得のいく作品展でした。
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iPhoneにて撮影。3月9日までです。
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 マルチグレード印画紙に対応するカラーヘッドのフィルターですが、メーカーによって結構バラツキがあります。同じ30Mでも濃さが違うのです。使用する印画紙にもよりますが、3号と言ってもダーストでは45M、コダックでは25M、富士では20M、ライツでは40Mです。ラッキーやLPL、あるいはベセラーやオメガでも違います。単品で販売されているフィルターは号数表示ですから、多少の違いはあっても、ほぼ基準内なのだと思います。
 号数による露光時間も変わってきますので、使いこなすのには確かな目が必要と言うことになるのでしょうか。でも使いこなすことが出来れば、色んなテクニックが駆使できますよ。
 銀塩モノクロの深淵は魅力的でもありますね。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。巨大な木を切る鋸でしょうか。
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 富士CSD690引き伸ばし機ですが、おおよそのテストを終えました。印画紙はケントメアの多諧調バライタ紙、印画紙現像液はハイデナール、きりっとした感じに仕上がる組み合わせです。レンズはローデンシュトックのWAロダゴン80ミリで行いました。フイルターは5Mが私の基準になりそうです。以前使っていたダーストは250Wのハロゲンランプを使用していましたが、富士は150Wです。露光時間が延びるかと思いましたが、富士はランプの位置がレンズに近いからでしょうか、ほぼ同じくらいです。
 仕上がりは充分に満足行くものでした。さすがに富士、いい加減な製品ではありませんでした。6×6を伸ばしてみましたが、光源ムラも無く、拡散ボックスに問題もありませんでした。0.5秒の露光時間もきっちり反映してくれる精度は立派です。只一点、ヘッド昇降用のバネがモノクロヘッドでは問題ありませんでしたが、カラーヘッドになり、重量が増したせいで、少しパワー不足です。
 次はイルフォードとオリエンタルの印画紙でテストする予定です。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。トライX、XTOL、富士CSD690引き伸ばし機、WAロダゴン80ミリ、ケントメア多諧調バライタ印画紙、ハイデナール。
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 昔はよく使っていたもので最近はほとんど使わなくなったものにフィルターがあります。若いころの私はニコマートFTNにニッコール28ミリF3.5を付け、トライXをASA800に増感し、赤フィルターを付けっぱなしで撮っていました。これをメイ&ベイカー社のプロマイクロールで現像していました。プロマイクロ-ルは増感性微粒子現像液として販売されていましたが、現在では見なくなりました。
 さて、フィルターなんですが、モノクロで使う物としてはイエロー、オレンジ、レッド、グリーンといったところです。しかし、最近はほとんど使わなくなりました。理由はとても好きだったハイコントラストの描写にそれほど魅力を感じなくなったということだと思います。まあ、簡単に言えば好みが変わったということなのかもしれません。それと、やはり自分のテーマと密接に関係しています。自分のテーマ、モチーフ、コンセプトといったものと機材や処理はその表現と切り離せないものです。
 今しばらくはフィルターを使うことはなさそうです。
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ソニーRX1です。街角で。
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 悲しいかな、乱視と老眼が進み、細かい文字を見ることが難しくなってきました。裸眼でファインダーを覗いてピントを合わすことは全く問題はないのですが、手元の細かい文字が見にくくなりました。そうなると、アナログタイプの露出計が物凄く使いにくいというか、文字が見えません。具体的に言うとセコニックのスタジオデラックス、ゴッセンのルナシックス等が使いにくくなりました。そこで、デジタルタイプを残して、アナログタイプは譲ってしまいました。残った露出計はミノルタのスポットメーターF、コシナのVCメーター、ゴッセンのシクストマットデジタルになりました。
 いずれも高性能で使いやすいメーターです。しかし、いつかは眼鏡をかけないとファインダーもメーターの文字も見にくくなるのでしょうか。
 そんなことを考えると、時間が無いなあという思いになります。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。ベトナム、ダナンの五行山にて。
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 浅田真央選手の演技に感激・感動の昨日でしたが、夜はナダールおやじの会の2月の例会でした。現在活動中のほぼ全員が出席、それぞれの写真作品を持ち寄り、意見交換となりました。仕事の関係で参加が難しい会員、東京在住の会員、少し休養中の会員もいらっしゃいますが、そんな方々も5月の定例写真展には参加予定で、プレスリリースやDM作成の話もあり、それぞれの作品に対しても展示を見据えた意見も活発にありました。
 10年以上続いているグループですが、おやじの会と言いながら男性、女性の割合はほぼ半々の状況です。見学申し込みも時々あったりと、今後とも発展していけそうな感じを持っています。
 20代から70代までの年齢構成になっていますが、私としては80代、90代の大先輩、あるいは18~20代前半の写真に取り組む若者に参加していただきたいものと常々思っています。
 この会の自慢をひとつあげると、銀塩モノクロ、デジタルモノクロ、銀塩カラー、デジタルカラーとそれぞれに強者が揃っていることです。
 興味のある方はいつでも見学に来てください。
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ソニーRX1です。こんなのも撮ってます。
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 富士 XT-1、オリンパス OM-D E-M10、ソニー α6000/α5000、キヤノン EOS KIS X70/POWER SHOT G1 MARKⅡ、パナソニックLUMIX GX7、春の新製品が続々登場です。宣伝文句やペーパースペックを見ていると、どれもこれも素晴らしいの一言です。でも、おそらく作例や実写を見て、今やその違いが実感出来る人がどれだけいるのでしょうか。
 どの製品も素晴らしく良く写ることは間違いないはずです。そうすると、後はデザインや使いかってということになるのでしょうか。
 さて、一番の注目は発売時期は未定ですが、シグマのdp Quatroシリーズでしょうね。まず、そのデザインに驚かされます。コンパクトとは言えません。しかし、その描写は相当なもののはずです。後は、速度です。あらゆる意味で速度です。
 特異な位置ずけになっている、このシグマのdpシリーズ。はまっている人は決して少なくはないはずです。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。犬に嫌われることはまずありません。
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 寒い日が続きますが、今日、温かい沖縄から仲間がやってきます。若き女性写真家のUちゃん。沖縄でカメラマンとしての仕事をしながら、作品制作に取り組んでおられます。もう5年近くになるでしょうか。久しぶりに大阪に行くので、ちょっと作品をみてほしいという連絡がありました。
 もちろん、作品を見せてもらうのは楽しみなのですが、元気で頑張っている彼女と話が出来ることのほうが楽しみです。昨年、私が東京のオリンパスギャラリーで個展を開催させてもらっているときに、彼女も東京で個展を開催されていました。意欲的な作品が並んでいました。あれから、どういう方向に進んだのか楽しみです。
 北海道出身で名古屋の大学を卒業、大阪のビジュアルアーツで写真を学び、ナダール大阪のスタッフを経て沖縄で頑張っているUちゃん。私が注目している写真家の一人です。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。ホーチミン市内です。古きフランスの香りがします。
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 長年モノクロを自分でやっていると、写真そのものより技術偏重の罠に取りつかれることがあるように思われます。私自身、プリントのクオリティーを追及するあまりに肝心の心を忘れてしまっていたことがあります。
 カメラはライカ、ハッセル、あるいはローライ。レンズはツァイス、いやいやライツ、被写体によってはニコン。フィルムはトライXかTMAX、微粒子のアクロス、それともいっそイルフォードのパンFか。現像液はD76、マイクロドールX、ミクロファイン、シュテックラー二浴現像、ロジナールの静止現像か。HC110もある。TMAXデベロッパーもいいかも。
 引き伸ばし機は集散光式、散光式、ダースト、オメガ、ベセラーにアリストのコールドライト、ラッキーもなかなか良いみたい。引き伸ばしレンズはフォコター、アポロダゴン、コンポノン、ニコン、あるいはフジ。印画紙はイルフォード、フォマ、ベルゲール、オリエンタル、インドに素晴らしい印画紙があるらしい?現像液はデクトール、ゲッコール、ハイデナール、コレクトール、パピトール。いっそ、自家調合でいくか?
 そして、アンセル・アダムスのような完璧とも言えるプリント。でも、つまらない写真には誰も目もくれません。心が写っていれば、技術は二の次です。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。実は結構凝ったプリントです。
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