<   2013年 01月 ( 31 )   > この月の画像一覧

 生焼けってご存知ですか。食べ物のことではありません。まあ、いい加減なモノクロプリントのことなんですけどね。一般的にはコントラストの低い、黒がぜんぜん締まっていないプリントを指す場合が多いです。最近、モノクロプリントを焼いてる皆さんは、かなりしっかりとした焼きをされている方が多いです。おそらく、良いプリントを見る機会もそこそこありますし、きっちり指導を受けておられる方も多いからだと思います。
 しかし、つい先日、ひどい生焼けプリントの写真展を見ました。思い入れだけは強いのですが、プリントにクオリティーというものが感じられませんでした。ネガを作って、印画紙にプリントすれば写真になるというものではありません。
 写真を志すのであれば、撮影から発表まで気を抜くことがあってはなりません。それが写真に対する敬意であり、愛情です。
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AQUOS携帯です。パノラマもおもしろいですね。富士のTX-1が欲しくなりました。おっと、ハードは増やさないという誓いを忘れてました。
 
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 写真の力を思わざるを得ない作品があります。アメリカの写真家ルイス・W・ハインは1900年代初め、全国の工場や鉱山に働く児童労働者の過酷な状況を記録しました。これが社会を動かし、児童の労働を改善させていったのです。素晴らしいドキュメトと言わざるをえないでしょう。
 作品としても光の使い方が秀逸で、静かな写真ではありますが、力のこもったものになっています。現在ではセバスチャン・サルガドがこのようなドキュメントの仕事を引き継いでいると言えるかもしれません。
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キャノンIXY920ISです。綿工場の少年工の姿をありのままとらえているところが素晴らしい。
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 1889年「自然主義写真」という本を出したピーター・ヘンリー・エマーソンの労働をテーマにした写真です。彼は写真家は写真に修正や加筆を加えることなく、自然に忠実であるべきだと主張した写真家です。当時はそんな論争があったんですね。現在では写真に対する価値観も実に多様で、どうあるべき、というような論争はほとんどありません。それだけ写真という物が成熟したということなんでしょうね。
 私自身はそんなに写真について大袈裟なことは考えていません。人生の友として写真を大切にしています。そんな中で、このエマーソンの写真、好きな一枚です。
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キャノンIXY920ISです。この写真のシャッタースピードが知りたいです。
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 最近、見せていただくモノクロプリントに意図的では無い黒が潰れた部分や白とびが目立つものが多い様なきがします。そして、それはデジタルに多い様な気がします。もちろん銀塩にもありますがデジタルの難しさなのかもしれません。
 私は、ベタッと黒が潰れたプリントは好きではありません。黒の中にも諧調があるべきだと思っていますし、白も太陽を撮影した場合以外は印画紙のベースの白と同じ白は極力少なくあるべきだと思っています。白の中にも諧調があると思っています。
 インクジェットで出力されたモノクロで素晴らしいプリントを見ることがあり、作者にお尋ねすると、デジタル音痴の私にも理解できるように説明していただきました。デジタルの特性をしっかり理解されて処理されているようでした。
 銀塩であれデジタルであれ、美しいプリントは写真そのもののクオリティーを高める大切な要素だと思います。
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AQUOS携帯です。鳥取砂丘にて。
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 中年の暇つぶしで写真を始めたジュリア・マーガレット・カメロンですが、彼女はすぐにポ-トレイト写真の大家になりました。彼女のポートレイトはピントの甘い部分もあったりして、技術的にはアマチュアであったかもしれません。でも、モデルの人間としての内面を洞察し、それをライティングとクローズアップで見事に表現しています。
 48歳のとき、娘の一人からカメラをプレゼントされて写真を始めたそうですが、その娘さんも、まさか自分のお母さんがこんな大写真かになるなんて、夢にも思わなかったでしょうね。これはある意味、写真ならではのエピソードなのではないでしょうか。
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キャノンIXY920ISです。完璧な構図と言えます。四人の群像は珍しいんじゃないでしょうか。
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 この写真は1865年にジョージ・N・バーナードという写真家が撮った、アメリカの南北戦争で炎上したジョージア州アトランタです。あの有名な映画「風と共に去りぬ」のアトランタのセットはこの写真を参考にして制作されたそうです。
 この頃の撮影って大変だったでしょうね。乾板制作や現像はすべて馬車の中を暗室にして行ったそうです。大変な苦労をして撮られた写真でしょうが、とても力強い写真で私の好きな一枚です。
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キャノンIXY920ISです。時間という重みが写真に加わっています。
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 難波に映画を観に行ったついでにBカメラを覗いてみました。こちらの銀塩コーナーは瀕死の状態です。申し訳程度にフィルムや印画紙、その他材料がおいてありますが、まあなんとか売ってますという感じです。オープン当初は品数、種類とも豊富で嬉しかったものですが、いつのまにやら現在のような状況になってしまいました。それでも取り寄せは聞いてもらえるようなので、まだましですかね。
 私の場合、必要な物があればとにかく梅田のヨドバシに行きます。精神衛生上もそのほうが良いです。大型カメラや中判カメラも見ることができますし、様々な銀塩関係の小物を見ては楽しんでいます。
 それと、新型デジタルカメラをあれこれ触ってはケチをつけて、これまた楽しんでおります。
 
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AQUOS携帯です。エジプト、ピラミッドです。とにかくデカイ!
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 印画紙現像液を梅田のヨドバシカメラに買いに行きました。ちょっと時間があったので銀塩関係のコーナーをブラブラ見てきました。薬品の棚が二つ、空っぽでした。また少し縮小されるんでしょね。ラッキーの4×5の引き伸ばし機が撤去されてましたね。印画紙はフジとフォマ以外は現品を置いてません。フィルムは少し前から空箱方式になってます。ネガケースはまだ売ってます。
 ちょっと気になったのがコダックの薬品が以前に比べて品薄になってました。フィルム事業売却の件はどうなったのでしょう、とても気になります。
 しかし、ヨドバシに行けば今日からフィルムで撮影し、現像、引き伸ばしをして額装するところまで、やろうと思えば今日中に出来る機材と材料がそろっています。(引き伸ばし機はだめかな?)心強いですね。
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キャノンIXY920ISです。先日の雪の日。
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 カメラの背中、フィルムカメラだと裏ぶたということになります。デジタルだとほとんどが液晶画面ですね。実は私はこのデジタルカメラの背中が嫌いです。なにかものすごく脆弱な感じがするんです。そういうことではニコンF6が好きになれない理由の一つにもなっています。やはりカメラボディーはガチッとしてないとね。
 さて、下のTV画面ですが、デジタル音痴の私がわかる範囲で見てみます。まずカメラは右上にFXとあるのでニコンのフルサイズ機ですね。RAWでの撮影で、ISOは200。レンズの絞りはF2.8でバルブでのマニュアル撮影のようです。1.2は画素数でしょうか。後、ホワイトバランスなんかも判断出来るんでしょうね。
 デジタル派の方、あってますか?
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キャノンIXY920ISです。将来、光学ファインダーは生き残るんでしょうか。
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 アサヒカメラを見ていて気付いたことがあります。月例コンテストのモノクロプリントの部なんですが、フィルムで撮られたものは皆無でした。確かに以前から減っているとは思っていたのですが、そうか、ついにここまで来たんだな~という思いです。
 印刷で見る限りは銀塩もデジタルもそう大きくは変わらないのかもしれません。しかし、プリントを手にした時、その存在感にはまだ明らかに違いがあると思います。印刷という発表方法も重要な手段ですが、私はオリジナルを展示するという方法に主軸を置きたいと思っています。
 ちなみに日本カメラを見てみると三点がフィルムで撮られ、その内の二点が印画紙でした。
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AQUOS携帯です。トルコ、イスタンブールにて。
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