<   2012年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

 仲間から印画紙を中心とした写真材料を共同で輸入してみようという発案があり、とりあえず調査研究とあいなりました。まずはどのような製品が輸入できるのか、そして価格とリスクです。私は時に空港でのX線検査が気になります。関空では手荷物検査ではISO400は問題無しとのアナウンスがされています。でもスーツケース等の手荷物にならない場合はかなり強いX線での検査が行われているはずですし、そうあるべきだと思っています。時にアメリカではどんなシールドも役にたたないといわれる強力な検査機器が使用されているとの事です。そのへんはどうなんでしょう。
 確かに個人輸入したフィルムや印画紙がかぶっていたなんて話は聞きません。業者がそのあたりはきっちりしてくれているのでしょうか。品揃えは豊富らしいのですが、価格については日本のほうが安いものもあるとの事です。
 とりあえず、もう少し研究してみます。
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AQUOS携帯です。彼岸花の頃となりました。
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 バライタ印画紙のフラットニングですが、私は基本的にはシールのドライマウントを使っています。これで気を付けなければならないのは印画紙を挟む紙です。清潔な無酸性のミュージアムボードを使うのが一般的ですし、私もそうしています。そして、温度は100℃を超えないようにして、約一分間プレスします。
 さて、その印画紙を挟む紙なんですが、画材屋さんで売っているケント紙を使うことがあります。それは、プリントの表面をちょっと変わった感じにしたい時に、ケント紙のテクスチャーをプレスすることで印画紙の表面に転写させるのです。様々なテクスチャーのケント紙がありますので、上手に選べば結構おもしろいですよ。和紙のような感じも出せます。お試しあれ。
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AQUOS携帯です。公園で会った猫。
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 友人がローライ35が欲しいので見て欲しいということで、カメラ大好き人間の私、早速カメラのNへ行きました。10数台のローライ35が置いてありました。友人はその中で、最初期のモデルであるローライ35Sを見て欲しいとの事でした。ローライ35は元祖高級コンパクトカメラで、ボディーはローライ、レンズはツァイス、シャッターはコンパー、露出計はゴッセンというブランドの合体カメラです。このカメラ、最初期モデルはレンズがテッサー40ミリF3.5のTとゾナー40ミリF2.8のSの2タイプがあります。私も当時、このブランド合体にクラッときて明るいほうが良いだろうとローライ35Sを買いました。本当に素敵なカメラでしたね。ただ、明るい方が良いだろうはあまり意味がありませんでした。このカメラ、距離計が付いていないので、ピントは目測になります。F2.8で目測ではなかなかピントがきません。ですから、当然絞り込んで使うことが前提になりますから、レンズの明るさで選ぶのはあまり意味がありません。ただしピントがきた時は素晴らしい描写ですよ。
 さて、そのローライ35Sですが、外観はなかなかの美品、レンズも問題なし、そしてシャッター、案の定低速にかなりの粘り。アウト!となりました。友人はどうしてもオリジナルデザインのSが欲しいとの事でもう少し新しいモデルは見ずでした。「このSが欲しいいうのは、なかなか粋やで~、ゆっくり捜しいや。」ということになりました。
 ところで、私のSはヘキサー購入時の元金とあいなりました。チャンチャン……。
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キャノンIXY920ISです。清々しい秋空が続きますね。
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 良い映画を観ました。「木漏れ日の家で」というポーランドの映画でモノクロ作品です。ストーリーや演技も素晴らしかったのですが、その重厚な映像にまいりました。モノクロならではの表現、カメラワーク、なるほどと思わせられるシーンが随所にありました。
 確かに映画は完全にセッティングされた世界であり、私の目指す写真は現実です。しかし、映像表現そのものには共通する部分があると思います。映画は大好きでよく観ますが、昔のモノクロ作品には黒から白で表現するということの難しさと素晴らしさを見せてくれるように思います。
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キャノンIXY920ISです。空もすっかり秋模様です。
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 フィルム現像が終わり、プリントするコマを決めると、基本的には撮影時のイメージを印画紙上に再現しようと努力することになります。全体の濃度、焼き込みや覆い焼き、印画紙と現像液の組み合わせを変えることもあります。
 私は基本的にはスナップという手法で撮っています。ですから、時々撮影時のイメージとまるで違う場合があったり、まったくイメージ出来なかったものが撮れている場合があります。こうなってくると、新しいイメージを創造するということになります。これがなかなか難しいんですよね。ノーファインダーでバンバン撮る方はむしろ得意とするところかもしれません。暗室でイメージを創っていくという写真家もいると思います。
 私は前者のタイプです。シャッターを切った時の動機を大切にしています。いずれにしても良い写真が撮りたいですね。
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キャノンIXY920ISです。この虹はちょっと薄かったです。
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 フィルムを現像した後、セレクトに入るわけですが、私は必ず時間をおいて見直します。その時間は最低でも1年です。2~3年というのが適当な時間だと思います。撮影直後はどうしても撮影中の手ごたえといったものが記憶にあり、冷静に全てのコマを見ることが出来ません。
 時間をおいて見直すことで、不思議なことに全く気付かなかったコマを発見することがあります。撮影直後に見た時には完全に見過ごしているんですね。そんなコマが気に入っているコマのすぐ隣にあったりするのです。そんな時、つくづくフィルムで良かったと思います。デジタルだったら消してしまってるかもしれませんもの。フィルムは決して消し去ることが出来ません。これこそフィルムの最も素晴らしいところかもしれませんね。
 まあ、単に私にセレクトする力が不足しているだけかもしれませんが。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。マレーシア、ペナン島にて。
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 空を撮るのが好きです。空と言っても空と何かということになります。簡単に空と言ってもなかなか難しい被写体だと思います。空だけを撮ってもなかなか良い写真にはなりませんしね。空だけを撮って、なんとか印象的な空になるのは飛行機雲くらいです。
 何年か前、乾期のニューカレドニアに行ったのですが、数日の間、空に全く雲が無く、ひたすら真っ青な空が続きました。リゾートとしては最高だったのですが、モノクロを撮っている私としてはお手上げ状態で、印象的な空の写真は撮れません。空は諦めざるを得ませんでした。もちろん、私の腕も問題ですが。 
 その点、日本の空は季節により大きく表情を変えます。これからの季節、透明感のある空が続くはずです。毎日、空を見上げシャッターを切る日が続きそうです。楽しみ~。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。どこの空だったかな~。
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 下の写真は写真家奈良原一高の「消滅した時間」という写真集の中の「インディアン村の二つのゴミ缶」というタイトルの写真のポストカードです。この写真は私が最も好きな写真の一つです。そして日本人写真家の写真の中では最も好きな写真です。いつも机の前に貼ってあります。
 ニコンFに20ミリで撮られたであろうこの写真、オリジナルを観たことがあります。それはそれは美しいプリントでした。この二つのゴミ缶が中に浮いて見えるのです。まったく別の世界観を持った写真でした。そして、当時、これほどのクォリティーを持った写真を私は観たことがありませんでした。自分もモノクロをやっていこうと決意させてくれた写真でもあります。
 今もその気持ちは変わっていません。
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キャノンIXY920ISです。いつかこんな写真が撮りたい。
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 急に秋っぽくなってきましたね。朝夕なんて少し寒いくらいです。しかし、今年の夏は暑かった。異常でしたね。昔の夕立ちなんて情緒がありましたが、今や完全にスコールです。日本は亜熱帯気候のはずですが、まるで熱帯です。
 今年の夏は本当に写真を撮ることが少なかった夏でした。冷蔵庫のフィルムがほとんど減っていません。しかし、これからは写真の季節、フィルムをどっと使って、とにかく良い写真を一枚でも多く撮りたいです。
 今までとはちょっと違った写真にも挑戦したいと思っていますし、今取り組んでいるテーマも積極的に撮って行きたいと思っています。頑張ろう~!
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キャノンIXY920ISです。この後、凄い雷と雨でした。
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 フジの6×9、このカメラ知ってますか。観光地で記念写真を撮る写真屋さん御用達の定番カメラでした。距離計と絞りとシャッターが付いているだけのカメラです。お世辞にも使い心地の良いカメラとは言えません。でも、とにかく良く写ります。レンズの素晴らしさと6×9というフォーマットとの組み合わせが素晴らしい描写を生み出します。
 6×9は35と比率が同じです。ですからプリントを見ただけではフィルムのフォーマットがわからないんです。そこで、時々こんな会話があるらしいですよ。
「凄い描写ですね。レンズは何ですか?」
「凄いでしょ。これはね、実はツァイスのプラナーなんですよ。」
「ああ、やっぱりね~!」
なあ~んてね。
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キャノンIXY920ISです。このカメラでアクロスを使って風景をがっちり撮り、ミクロファインで現像すれば4×5と勝負出来ます。
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