カテゴリ:写真家( 66 )

 私が若い頃、ファッションフォトグラファーと言われる人達はスターでした。篠山紀信、立木義浩、沢渡朔等と言った方々です。でもその頃、私は一人のファッションフォトグラファーに注目していました。それが吉田大朋氏です。吉田氏が撮った広告写真で、カスミ草を持った美しい女性を300ミリF2.8で撮った写真がありました。たしかキヤノンのCMだったと記憶しているのですが、それはそれは美しい写真でした。あの写真がその後のサンニッパブームを作ったのではないかと思っています。 
 その吉田大朋氏が「巴里」という写真集を出版されました。今から40年以上前に10000万円もした写真集です。素晴らしい写真集で、当時私は毎日のように眺めていたものです。それで初めての海外旅行もパリに行きました。この写真集の光景を見て、私も撮りたかったのです。
 その吉田大朋氏が亡くなられたとの事です。残念です。心からご冥福をお祈り申し上げます。

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 ドキュメンタリー映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」の写真家ビル・カニンガムが亡くなったそうです。享年87歳だったそうです。ニューヨークタイムズのカメラマンとして40年以上もファッションコラムや社交コラムを担当していました。青いワークジャケットを着て自転車に乗り、ニコンでストリートスナップを撮り続けていました。
 私もこの映画を観るまで彼の名前を知りませんでしたが、映画を観て大ファンになってしまいました。80歳を過ぎてもなお現役として活躍されていたのにとても残念です。
 彼の死を伝えたニューヨーク・タイムズ誌は「伝説のタイムズファッションフォトグラファー」として、その功績を称える記事を載せています。
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ローライフレックス3.5F・プラナー75ミリF3.5です。オーストラリア、シドニーにて。
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 南船場の壹燈舎の特別企画の1週間が無事終了しました。様々なワークショップ、そして昨日の「作家が話す日」が最後になりました。昨日は約70人が集まり三世代のアーティストのトーク、そして写真家浅田政志氏のトークイベントがありました。会場はそうとうな熱気で予定時間をオーバーしましたが、皆さん充分楽しんで頂けたように思います。
 浅田氏とは初対面でしたが、写真に対するその真摯な姿勢に感動しました。そして、あの「浅田家」がペンタックス67Ⅱでの撮影ということで、親しみを覚えました。奈良の入江泰吉写真美術館で開催されている浅田氏の個展には必ず行きたいと思っています。
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ペンタックス67Ⅱ・45ミリF4.0です。スクウェアにトリミング。パリにて。
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 今日は淀屋橋の芝川ビル・モダンテラスで壹燈舎主催の「作家の話す日」というトークイベントが開催されます。まず1部は三世代の作家がそれぞれの未来を語ります。そして2部は写真家の浅田政志氏のトークショーになっています。
 浅田氏は写真集「浅田家」で木村伊兵衛賞を受賞された、現在最も活躍されている写真家の一人です。どんな話が飛び出すか、とても楽しみにしています。
 私もお手伝いにまいります。当日券も販売されるはずですので、お時間のある方は是非お越しください。
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ローライフレックス3.5F・プラナー75ミリF3.5です。「五線譜」。
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 今年の木村伊兵衛賞が発表されました。新井卓氏(37歳)、受賞対象作品は写真「MONUMENTS」です。私もまだ観ていないのですが、アサヒカメラの4月号で詳しく紹介されるとの事です。
 今回の作品はダゲレオタイプで、核災害に翻弄される人々や核の遺物を記録し、受賞作品にまとめられたものとの事です。しかし、ダゲレオタイプとは驚きです。撮影とその後の処理を思えば、気の遠くなるような努力をされたのでしょう。
 最近はデジタルに対してクラッシックな技法を使う写真家が増えましたが、ダゲレオタイプとは本当に良く思いきりましたね。
 作品展を観るのが楽しみです。
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オリンパスペンE-P3・LUMIX14ミリF2.5です。路上。
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 NHKのTV番組で天才アラーキーの特集を放送していました。癌や右眼の失明と色々あって気になっていました。もちろん仕事をされているのは知っていましたが、相変わらずなのかどうか気になっていたのです。番組ではとても元気に仕事をされていて、例のアラーキー節も健在でした。来年はパリで大きな写真展の予定があるそうです。
 撮影風景の場面もありましたが、現在もペンタックス67がメインのようで、ほとんどの撮影はフィルムのようです。あれだけの人気写真家がデジタルと距離を置いていることには驚いたのと同時にちょっと嬉しかったです。
 ただちょっと自身の体調をきにされている発言もあり、それが気がかりです。いつまでも元気で写真を発表し続けてほしいと思います。
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ソニーRX1です。街角で。
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 帝塚山のLimeLightで開催されている有元伸也氏の写真展はとても好評のようです。さて、最近の有元氏はハッセルブラッド903SWCを使っておられます。本来装着されているファインダーをはずして小型のストロボを装着しノーファインダーで撮っておられます。メーターはコシナのVCメーターを使っておられるようです。日中シンクロでの人物と言うとマミヤ7にメカブリッツのストロボの写真家エリック氏を思い起こさせますが、有元氏の場合はもう少し光量は少ないようです。
 フィルムはコダックのTMAX400、現像液はコダックのHC110で、印画紙は基本的にはイルフォードのウォームトーンを使っておられ、引き伸ばし機はおそらく集散光式の物を使っておられるように思います。
 こんなことを知って作品を鑑賞するのも楽しいものです。
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ソニーRX1です。街角で。
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 早速、映画「ウ”ィウ”ィアン・メイヤーを探して」を観てきました。なかなか良い映画でした。写真好きの方にはお勧めです。以前から知っていた写真家でしたが、あんな人だったとはね~。以前、写真集を観たときの感動が違った形で伝わってきました。
 それと、映画の中でフィルムの現像シーンがあったのですが、ちょっと驚きでした。何がと言うと、タンクの撹拌スピードです。おそらくプロなのでしょうが、かなりの速さです。私は1秒に1回の倒立撹拌なのですが、明らかに私の倍近いスピードで撹拌されていました。この撹拌スピードというのは人それぞれのスピードがあって、けっこうバラバラです。私は早いほうだと思っていたのですが、それほどでは無いようです。参考になりました。
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 先日のソラリスでの尾仲浩二さんのワークショップでの事を仲間に話しました。尾仲さんの使っていらっしゃる引き伸ばし機はラッキーのQE69、散光式のカラー用です。レンズは50ミリがロダゴン、80ミリがコンポノンです。これらのレンズに変えてから明らかにプリントのクオリティーが良くなったとおっしゃっていました。イーゼルはサンダースとLPL。タイマーはLPLでフットスイッチを使っているとのことでした。
 とことんテストしてから本焼きに入る。一日プリントして5カットのOKぷりんとが出来れば上出来。基本的に夜は作業しないとの事です。夜のプリント作業は気持ちが入りすぎて良くないとおしゃっていました。
 私の「シャッターを切る動機は。」という質問に対して「こういうのが好きということなんでしょうね。」と答えられたのが印象的でした。
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ソニーRX-1です。裏難波にて。
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 南船場のソラリスフォトギャラリーでは写真家尾仲浩二氏の個展を開催中です。尾仲さんのお人柄が滲み出たとても素敵な作品が並んでいます。是非、ご覧になってください。
 昨日はその尾仲さんのワークショップがソラリスで開催され、参加してきました。写真の話や暗室の話、そしてご自分が工夫された道具や小物の紹介等もあり、とても参考になりました。それから作品講評もあり、私は持参しなかったのですが、8人の方が作品を持参され、尾仲さんの講評を受けられました。それらの話もとても参考になりましたし、尾仲さんの写真に対する考え方も知ることが出来、とても貴重な体験でした。
 それから、皆で尾仲さんを交えて食事会に繰り出し、これが本当に楽しくて時間の経つのを忘れるほどでした。ご自分の活動の話や、影響を受けた写真家である森山大道氏等の興味深い話も聞くことが出来ました。
 新たな刺激とエネルギーをいただいた様な気がします。最後に大阪での街道塾の再開をお願いしてきました。
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ニコンS3・ニッコール50ミリF1.4です。街角で。
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