カテゴリ:モノクロ( 16 )

 今日から南船場の壹燈舎で開催させていただいている光銀クラブ写真展「光銀事変Vol.3」はモノクロームに拘っている仲間たちの写真展です。なぜカラーではなくモノクロなのかということなのですが、モノクロが好きという単純な動機がまずあります。もうちょっと突き詰めていくと出来るだけ余分な情報を排除して、全てをシンプルにするということかもしれません。そういう意味では、事物を抽象化しているということかもしれません。
 カラーが当たり前の時代ではありますが、逆にモノクロは新鮮に見えるようです。昔は写真はモノクロが当たり前、でも今はそれが珍しいとも言えそうです。
 モノクロ写真は余計な物を削ぎ落として、ひとつの物、一つの感情を表現できるとでも言えそうです。いずれにしても、私は当分モノクロームです。
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ソニーRX1です。村で。


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 あるアメリカのTVドラマ。
👨「こんなにたくさん撮ったのに、良いのが全然ないよ。」
👨「あっ、これは良いよ。」
👨「どうだい、ヌーベルバーグふうだろ?。」
👩「そうね。モノクロだったらもっと良かった。フフフッ。」
 これラストシーンなんですが、ほとんどの人は気にも留めなかったでしょうね。私にはビ~ン!
 日本のドラマではちょっと無いだろうシーンです。
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ソニーRX1です。天王寺にて。


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 私の勝手な感じなのですが、最近、モノクローム写真に興味を持たれる方が増えたような気がするのです。あちこちのギャラリーでの展示においても結構モノクロを見かけます。その理由なのですが、なんと言ってもモノクロが新鮮に見えるのだと思います。若い方は私のように写真はモノクロが当たり前の時代をご存じないですからね。写真はカラーが当たり前ですもの。
 そしてなんと言ってもモノクローム写真が簡単に作れるようになりました。デジタルカメラでモノクロ設定にするか、カラーで撮ったものをモノクロ変換すればいいだけです。
 最近のデジカメのJPEGはとても優秀です。そして、優秀なレタッチソフトがいくらでもありますから、ちょっと暗くしたり、明るくしたり、コントラストを上げたり、下げたりはちょいとクリックすればOKです。プリントはまだまだ難しいものがありますが、美しいプリントを出力できる優秀なインクジェットプリンターもあります。
 ただ、フィルムと印画紙でのモノクローム写真はますますハードルが高くなっているように思います。先日のことなのですが、モノクロームフィルムの存在をご存じ無い方がおられ、これには驚きました!!
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ソニーRX1です。街の椅子の修理屋さん。
 
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 ところで多諧調フィルターなのですが、私は基本的には引き伸ばし機のフィルターポケットに挿入して使用しています。レンズの前に置くスタイルは出来るだけ使いません。まず問題は無いのですが、理想としてレンズ性能に影響を与えないためです。ただフィルターを色々入れ替えてプリントしなければならないときには、邪魔くさくなってレンズの前に置く場合があります。この場合に気を付けなければならないのはフィルターの劣化です。傷、汚れ、色むら等なのですが、過去に一度だけ、見た目には問題ないのに、ピントが来ないフィルターがありました。何らかの劣化だと思います。
 レンズの前にフィルターを置く場合は充分な注意が必要です。ですから、私はちょっと邪魔くさいのですが、フィルターポケットに挿入するタイプを使っています。コンデンサーの上なので、そんなに神経質にならなくて済みます。
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ソニーRX1です。街角で。
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 昨日は光銀フォトクラブの例会でした。このクラブはフィルムと印画紙を使ってのモノクロームのみに特化していますので、とても話しが通じやすいです。あくまでもモノクロームでの表現とそれを支える技術なので、全員が同じ方向を向いていると言えるように思います。
 こういうクラブは今ではとても珍しい存在になってしまいました。7月には第1回の写真展を予定しています。全員が個性派ですし、おそらく見応えのある展示になるものと思っています。
 また後日、詳細をお知らせしますので、よろしくお願いいたします。
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ソニーRX1です。鯉のぼり。
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 ナダールおやじの会の高橋氏が、いよいよ銀塩モノクロクラブを立ち上げるそうです。銀塩モノクロ一筋40数年の氏が、フィルムと印画紙を使う銀塩モノクロームの素晴らしさを若い人達に伝え、ともに楽しみたいということで呼びかけてこられました。数名のメンバーでいよいよスタートするとの事。銀塩モノクロオンリーのクラブなんて嬉しい限りです。私もなんらかの形でお手伝いしたいと願っております。
 もしご興味がおありでしたら、活動拠点になる南船場の壹燈舎にお問い合わせください。
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ローライフレックス3.5Fプラナー75ミリです。「モノクロームの旅」シリーズよりローマの街角です。プリントですが、真ん中の窓に視線が集中するように、窓から外へ向かって焼き込んでいます。
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 もうすぐ今年のアカデミー賞の発表ですが、作品賞にノミネートされている映画の中にモノクロ作品があります。「ネブラスカ・ふたつの心をつなぐ旅」です。「アーティスト」がモノクロ作品でしたが、無声映画の物語でしたから当然と言えば当然でした。しかし、「ネブラスカ」はロードムービーです。公開されたら是非観に行きたいと思っています。作品賞のほうはかなり有力な候補がありますので、難しいかもしれません。でも、あえてモノクロで撮られた映画です。とても興味があります。
 ところで、この映画ですが、フィルムでしょうか、デジタルでしょうか。フィルムだったら、どんなに素敵でしょうね~。
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ソニーRX1です。街角で。
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 またまた値上げの情報です。イルフォードとケントメアのモノクロ製品が9月3日から値上げになるとのことです。要するに、フィルムと印画紙が値上げになるということです。値上げ幅については、おおよそ30%くらいと聞いていますが確かではありません。
 両製品ともイギリスのハーマンテクノロジー社の製品です。ですから、オリエンタル製品もいずれは値上げになるということは充分考えられます。
 毎年のように銀塩関連商品は値上げになっているようなイメージです。コダックの値上げでイルフォードのフィリムを使いだした仲間もいましたが、これでまたコダックか富士に変更ですかね。
 私自身、どこまで値上げについていけるか、少し心配になります。トライXが一本1000円になったらと考えると、少し恐怖です。それでも、各メーカーが存続し製造販売が続く事を願うばかりです。
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ソニーRX1です。ベトナム、ダナンにて。
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 昨日、「さくらさく展」が開催されている壹燈舎に、アメリカ在住でアメリカ人の写真家のTOM FINKEさんが日本人の奥さんと一緒にこられました。トムさん御夫妻とお会いするのは、これで2回目なのですが、今回は日本での写真集出版の準備に来日されたとの事です。
 トムさんも銀塩モノクロームを中心に作品制作をされているので、アメリカでのモノクロ事情を少しお聞きしました。フィルムについてはコダックが安定して供給しているとの事ですし、絶大な支持があるとの事です。処理薬品も問題無しとの事。印画紙はイルフォード、フォマ、ケントメア、ベルゲール、アーゲントーン等が供給されているとの事で、日本とあまり変わりない様子です。ただ、最近デジタルからフィルムに移行するケースが少なくないらしいです。ちょっと嬉しいお話でした。
 さて、トムさんは35から8×10まで使うとの事、当日はライカM6にエルマリート28ミリで、カメラもお好きなご様子でした。また、アンセル・アダムスのワークショップに2度参加されたお話等も聞けて、とても楽しいひと時でした。
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ソニーRX1です。街角で。
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 堀内カラーのラムダプリントが終了するらしいです。もしそうなると、デジタルでモノクロ印画紙にプリントするお店プリントが無くなるということです。そうすると、デジタルのお店プリントのモノクロはカラー印画紙を使ってのモノクロ調のみになってしまいます。
 今後はモノクロ写真はフィルムと印画紙を使うか、インクジェットプリンターを使うかの二者択一になるということなんでしょうか。
 モノクロはますます趣味性の高い物になっていきそうですね。
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ソニーRX1です。東京散歩にて。
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