カテゴリ:現像( 61 )

 この数日、ずっとベトナム旅行でのフィルムを現像していました。昨日で120も35も終了です。これからセレクトに入り、ワークプリントを8×10で作ります。そして2度目のセレクトを行います。それからゆっくりと夫々のイメージを作り、プリントを考えるというわけです。言葉にすると大層に聞こえますが、実際にはそれほど複雑なことはありません。私はそんなに複雑なプリントワークをすることはありませんので、あくまでもネガを大切にというスタイルです。秋に展示の予定がありますので、見ていただけるかもしれません。
 さて、8月に入りましたが猛暑が続いています。どうしても外出が少なくなるので、シャッターを切る回数も少なくなると思うのですが、気持ちは保ちたいですね。
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Iphone6です。フィルムカメラの復活は無いのでしょうか。


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 ベトナム旅行でのフィルム現像を始めました。計8回のX線照射を受けましたが、おかげさまで特に何らかの影響を感じることはありませんでした。
 乾燥を終えて切り分けているときにネガの画像を見ていると、楽しかった旅行のことが思い出され、また旅行のムシがうずき出します。
 すべてのフィルムの現像を終えるのに数日かかりそうですが、その後はゆっくりとセレクトに入りワークプリントを作りたいと思っています。見ていただけるような作品につながれば良いのですが・・・。
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Iphone6です。この感じ、大好きです。







 

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 バットと言っても野球のバットではありません。プリント制作時に使う現像液や定着液を入れるバットです。このバットですが、一般的にはプラスチック製がほとんどです。ですが私は現像液を入れるバットだけはステンレス製を使っています。理由は二つあります。まず、液に印画紙を浸したり、取り出したりするとき、現像ムラがおきないように素早く扱う必要があります。ステンレス製はとても滑らかです。わずかな違いですが、とても気持ち良く印画紙を扱えます。二つ目の理由は汚れが付きにくいことです。プラスチック製はすぐに黒く汚れが付き、これがなかなか綺麗になりません。そんな理由でステンレス製を使っているのですが、一般的な写真用、あるいは料理用ではなく医療業務用を使っています。材質の良さと丈夫なこと、そしてピカピカに磨き上げれられていることがその理由です。
 停止や定着用のバットはキングの製品を使っています。一時、アメリカのセスコも使ってみましたが、少し弾力のあるキングの製品が使いやすくて好きです。
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ペンタックス67に45ミリです。エジプトにて。



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 印画紙の選択肢がどんどん少なくなっていますが、それとともに印画紙現像液も手に入る種類が減ってきました。富士のコレクトールとパピトール、オリエンタルのオリトーン、中外のマイデベロッパー、なにわのND72、コダックのデクトール、イルフォードのマルチグレードデベロッパー、まあこんなものです。結構あるように思いますが、これらはほぼ同じような性格の現像液です。基本的には純黒調の現像液です。冷黒調現像液であったゲッコールやハイデナール、パピトールCもすでに製造中止になっています。それからセレクトールソフトに代表される軟調現像液もありません。
 昔は色んな現像液を組み合わせて使っている方も結構おられました。例えばパピトルーとパピトールCを好きな比率で混合したり、デクトールとセレクトールソフトを用意してコントラストを調整したりしていました。まあ、多諧調印画紙の開発もあってコントラストを現像液で調整することがなくなりましたけれどもね。
 私は冷黒調が好きなので、未だにゲッコールやハイデナールを大切に使っています。後何年もちますかね~。
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ハッセルブラッド503CXiに50ミリです。春。

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 昨日の記事でご紹介したサイトが見つからないと言うご連絡をいただきました。デジタル音痴の私ですので、理由はよく分かりませんので、別のサイトをご紹介します。「B/W Film Developing」です。このサイトもフィルムと現像液の組み合わせのデータを紹介してくれます。便利ですよ。是非、ご利用ください。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。ハワイ、ワイキキにて。

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 時々フィルム現像についてのご質問をいただきます。「どんな現像液を、どのような希釈で使用しているのか。温度と時間は?」というものです。現在、私はXTOLとHC110を使っています。使い方は説明書通りを基本にしています。撹拌のクセ等がありますので、結果から少し調整はします。
 さて、様々なフィルムと現像液の組み合わせですが、これについてはネットで「reel-time」という便利なアプリがあります。私も使わせていただいています。あらゆるフィルムと現像液の組み合わせについて、希釈率、温度、時間がわかります。そのデータを利用すればどんな組み合わせも基本情報はバッチリです。是非、参考にしてください。
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ニューマミヤ6に75ミリです。ハワイ、オアフ島にて。

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 ドバイで撮影したフィルムの現像がほぼ終わりました。35と120でほぼ100本です。1本に1枚の名(迷)作が撮れているとすれば100枚もあるはずなんですけどね。 
 私はベタを取りませんので、ネガをライトボックスの上でルーペで見てセレクトします。おそらく50カットくらいはOKカットがあると思います。次にそれらを8×10のRC印画紙にプリントします。そこで、さらに絞り込みます。そして、このプリントを見ながら最終的なプリントのイメージを作っていくというわけです。
 こう言うと、とてもスムースに進むようですが、実のところこの辺りがとても大変です。私はそんなにプリントをあれこれ触るほうではありません。でも、出来るだけ自分のイメージに近づけるようには頑張ります(笑)。
 でも今回はちょっといろんな技術を使ってプリントしてみようかなと思っています。
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ニューマミヤ6MFに75ミリです。ハワイ、ダイヤモンドヘッドより。

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 TMAXやアクロスを現像した時に赤紫の液体が排出されますよね。ピンクステインと呼ばれていますが、あれはフィルムのハレーション防止層が溶け出したものだそうです。本来は定着が終わったら綺麗に抜けるはずなのですが、意外に残るものです。 
 ネガがピンクがかっているのはちょっと嫌なものです。いろいろと試してみましたが、なかなかスカッといかないものです。試行錯誤の結果ですが、比較的上手くいくのはQWに浸けている時か水洗時にフィルムを巻き付けたリールを水中で振るのです。結構頑張らないといけないのですが、そうすると比較的綺麗に抜ける気がします。
 お試しください。それと、コダックの印画紙用のポリマックス定着液を使うと綺麗に抜けると聞いたことがありますが、まだ試していません。何か良い情報があれば是非教えてください。
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EOS-1Nに24ミリF2.8です。エジプトにて。

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 水洗後のフィルムからスポンジを使って水滴を取る方法をご紹介します。私が若い頃、春になると難波の高島屋で日本カメラショーが、心斎橋の大丸で写真用品ショーが開催されていました。その用品ショーのキングのコーナーで教えて貰ったのがこの方法です。 
 まず写真用のスポンジを水で洗って、充分に絞ります。次にスポンジを二つ折りにして左手(右手でもOK)の親指と人差し指、中指で挟むように持ち、そのスポンジの間に水洗後のフィルムを挟むように入れます。そして、親指と人差し指、中指に渾身の力をこめます。そして、ゆっくりとフィルムを抜いていくのです。ゆっくりとゆっくりとです。滑ってキュッと音がしてはいけません。ゆっくりトフィルムを引き抜いて行き35なら両手がいっぴに広がった辺りで最後のコマが抜けて完了です。水滴は一滴たりとも残っていません。短時間で乾燥完了です。
 初めての方は大体驚かれます。信じられないのではないでしょうか(笑)。私はこの方法で数十年、水洗後のフィルムの水滴を除去しています。何人かの仲間にもご紹介し、採用していただいています。
 注意すべき点は使用後のスポンジは洗って、埃等が付かない様にビニール袋に入れて管理してください。それから、定着液はスーパーフジフィックスのような硬膜剤入りを使用してください。
 ドライウェルは埃が着くと取れません。ハウツー本に書いてあるように、吊るしたフィルムをそっとスポンジで挟んでも水滴は取れません。
 傷が付くのではと心配になるでしょうが、そんなことはありません。一度たりともトラブルはありません。文章では分かりにくいかもしれませんね。壹燈舎に来ていただければオーナーの了解を得て、お見せすることも出来るのですが。とにかく騙されたと思ってトライしてください。(★自己責任でお願いしますね。)
 
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EOS-1Nに24ミリF2.8です。エジプト、カイロにて。

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 私のフィルム現像のデータです。フィルムはトライXがメインです。ISOは400で使用しています。現像タンクはLPLとマスコ。それぞれ35を4本用と3本用です。フィルム現像液はコダックのXTOLかHC110を使っています。どちらかというとHC110が多いです。HC110はリキッドタイプなので溶解が簡単です。そして、かなり経済的です。
液温は20℃を厳守。最初の1分は連続撹拌。後は1分ごとに10秒撹拌。停止液は使っていません。水洗のみです。定着液は富士のスーパーフジフィックスです。水洗には富士のQWを利用しています。水洗後はスポンジで水分を取って埃の少ない風呂場で乾燥しています。このスポンジで水分を取る方法については、また今度詳しく説明させていただきます。たぶん想像とは違うと思いますよ。

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EOS-1Nに24ミリF2.8です。ノルウェーにて。

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