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展示でのライティング 2014年9月22日

 ちょっとした質問をいただきました。ギャラリー等での展示でのライティングについて、どうしているのかというご質問です。
 私は保存用のプリントの最終チェックは乾燥とフラットニングを終えてから、窓際の柔らかい自然光で見て判断しています。ギャラリー等での展示用のプリントについてですが、よく知っているギャラリーであればライトの種類や明るさが分っていますので、プリントの明るさを決めることが出来ます。でも初めてのギャラリーではそうはいきません。必ず、事前にチェックします。具体的には明るさの異なったプリントを複数枚持って行き、そのライトの元でチェックします。明るさを変化させることが出来る設備である場合はありがたいですね。
 昨年、東京のオリンパスギャラリーでの個展の場合も事前にライティングを見せていただきました。使用されていたのは60Wのナローレフ電球。大阪のオリンパスギャラリーはハロゲンランプで、明るさの調整が可能です。そこで、東京に合わせてプリントの明るさをきめました。
 プリントは反射光で見る物です。ライティングはとても大切です。
展示でのライティング 2014年9月22日_d0235865_8355472.jpg

ソニーRX1です。街角で。
by jackal-t1y4 | 2014-09-22 08:35 | 写真展 | Comments(0)