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多諧調フィルター 2014年9月4日

 現在の印画紙はほとんどが多諧調印画紙です。ですから多諧調フィルターか、カラー用引き伸ばし機のフィルターを使ってコントラストをコントロールします。多諧調フィルターを使っている方がほとんどだと思いますが、フィルターを引き伸ばし機のどこに装着されておられるでしょうか。
 二通りが考えられます。引き伸ばしレンズの前面に装着する場合とフィルターポケット等を使って光源とレンズの間に挿入するという方法です。どちらが良いのかという質問をいただきました。
 厳密に言うとレンズの前に装着するということは光学系に余分な物が一枚加わるわけですから、けっして最良の方法であるとは言えないわけです。でも、よほど汚れていたり、傷が付いていない限り影響は無視出来る範囲だと思います。
 まあ、焼き込み等で頻繁にフィルターを交換する場合はレンズの前に装着する方が操作が楽ですよね。私はあまりフィルターを交換することは無いので、4×5サイズのフィルターをフィルターポケットのサイズに切って挿入しています。
多諧調フィルター 2014年9月4日_d0235865_836136.jpg

ソニーRX1です。「埠頭のある町」より。
 
by jackal-t1y4 | 2014-09-04 08:37 | プリント | Comments(0)