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フラットニング 2012年9月29日

 バライタ印画紙のフラットニングですが、私は基本的にはシールのドライマウントを使っています。これで気を付けなければならないのは印画紙を挟む紙です。清潔な無酸性のミュージアムボードを使うのが一般的ですし、私もそうしています。そして、温度は100℃を超えないようにして、約一分間プレスします。
 さて、その印画紙を挟む紙なんですが、画材屋さんで売っているケント紙を使うことがあります。それは、プリントの表面をちょっと変わった感じにしたい時に、ケント紙のテクスチャーをプレスすることで印画紙の表面に転写させるのです。様々なテクスチャーのケント紙がありますので、上手に選べば結構おもしろいですよ。和紙のような感じも出せます。お試しあれ。
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AQUOS携帯です。公園で会った猫。
by jackal-t1y4 | 2012-09-29 08:57 | 印画紙 | Comments(2)
Commented by モナミメイト at 2012-10-01 02:25 x
薄口のレンブラントがまだあった頃まで、半切まで乾燥できるジャポー製のドラム乾燥機を重宝しながら使っていました。昔から使い続けた機械が、自分には馴染んで良かったからです。今思えば、あの薄口の紙は乳剤がすこし厚塗りされていたのか、とても焼きやすかったと思います。
Commented by jackal-t1y4 at 2012-10-01 08:47 x
私もフェロタイプ仕上げをしていた頃は同じドラム乾燥機を使っていました。なつかしいです。