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温度 2012年3月3日

 今回はフィルム現像時の温度についてです。私はとにかく20℃をかたくなに守っております。数十年、とにかく20℃です。若い頃、トライXをASA400で撮影、D76で1:1、20℃、7分(現在のトライXにはあてはまりません)、これを念仏のごとく守っていました。プロマイクロールを使っていたときも、ロジナールを使ったときも、とにかく温度は20℃は守っていました。 特別に粗粒子に仕上げたいときには、もちろん高温で現像していましたけどね。
 なぜかと言いますと、ネガのコントロールするのに現像時間と温度をそれぞれ変化させると、すごく複雑になるからです。もちろん、様々試して、試行錯誤の中から、温度は20℃と決めたのですが、別に21℃でも23℃でもかまいません。自分が満足出来るネガに仕上がれば良いのですから。
 仲間の中にはマイクロドールXを1:3、23℃、23分という人もおられます。要は、自分のデータをきっちり作って、それを守ることだと思います。
温度 2012年3月3日_d0235865_0251956.jpg

AQUOS携帯です。トルコ、イスタンブールのアヤソフィアにて。
by jackal-t1y4 | 2012-03-03 00:27 | 現像 | Comments(0)